胚培養士が紹介する不妊治療の最新情報

胚培養士アオイの不妊治療応援ブログ!

辛い不妊治療をサポートしてきた立場からのアドバイス☆

ある患者さんのお話②

読了までの目安時間:約 3分

 

今回は、今まで出会った患者さんのお話をしたいと思います。
(個人が特定されないよう表現や内容は少し変えます)

 

s-034

 

Aさんは卵管障害による不妊で高度生殖医療(ART)を受けられた20代前半の女性です。

子宮卵管造影検査という、子宮に奇形や腫瘍などがないか、卵管がきちんと通っているのかを調べるレントゲン検査で卵管が詰まっていることが分かりました。

20代前半という若さですので、十分に自然妊娠が望める年齢でしたが、卵管の通りを良くする治療を行うも改善しないことから体外受精(IVF)を行いました。

 

結果、1回目の採卵で多くの卵子が採れ、同じ周期で妊娠されました。

評価の良い受精卵がいくつもできたので、凍結する受精卵の数も多くありました。

 

その後、Aさんは無事に赤ちゃんを出産され、2人目の赤ちゃんをご希望されて来院されました。

凍結保存している受精卵を移植してすぐに妊娠されました。

もちろん、まだ凍結保存している受精卵はまだまだあります。

 

たいていのご夫婦は2人のお子さんをご希望されますが、たまに3人目のお子さんをご希望される方もいらっしゃいます。

Aさんご夫婦どうされるのかなと思っていましたが、延長のご希望の有無をお聞きした時にAさんは一言

 

「受精卵は一つも破棄しません」

 

その後、採卵で凍結した受精卵を破棄すること無く全て移植されました。

お子さんを何人ご希望されるかはご夫婦で決めることだと思いますが、Aさんご夫婦は出来た受精卵を全て移植することで4人のお子さんのご両親になりました。

 

家族計画は大切です。家族が幸せに生きるために必要なことだと思います。

ですが、受精卵を破棄せずに大切にしてくださったAさんご夫婦のことは今でも忘れられません。




ブログランキングに参加しています!
応援をよろしくお願いいたします m(_ _)m

にほんブログ村 赤ちゃん待ちブログ 妊活へ
にほんブログ村

 

この記事に関連する記事一覧